モノづくり企業応援企画 Vol.3
【株式会社髙見さま編】
第3回目は弊社地元、生野区で倉庫を新築させていただいた
株式会社髙見様にお仕事現場を見学させていただきました!
まずは社長が、実際に作っている製品を紹介してくださいました。
さて、どこに使われている部品か分かるでしょうか?
1つ目の写真は主に引き戸に使われる部品で、ソフトクローズ機能のために必要になります。
ソフトクローズとは、引き戸や引き出しが閉まるときの騒音を防止するために、閉まる直前でブレーキがかかり最後はゆっくりと閉まる機能のこと。
普段は目にしない部分ですが、こんな構造になっていたんですね!
2つ目の写真はミニ仏壇などに使われている蝶番です。
他にもチューブクリップや、机の高さ調整に使われるネジなど…
様々な部品を製作していることが分かります!
そのあと実際に製作現場へ・・
髙見様の工場では主に「射出成形」という方法で製作していますが、プラスチックの加工方法にはいくつかの種類があります。
射出成形とは、軟化する温度に加熱したプラスチックを、射出圧を加えて金型に押し込み成形する方法です。
そのため、まずは部品の形にあった金型を作り、それをもとに機械で部品を作り上げる必要があります。
最後は手作業で確認です!
私たちが普段目にする部品はこのように作られていたんですね!
他にも様々な機械を見せて頂きました。
金型でできた部品は、プラモデルのように、プラスチックの枠組みに繋がれた状態で完成します。
この機械で、部品をカットした後のプラスチックを再び砕き、再利用しています!
こちらは製作に使われる金具の数々です。各受注に合わせた部品を製作するための沢山の金具が保管されていました。
普段何気なく目にしている部品は、実際には多くの工程を経て作られているんですね!
その一つ一つが、私たちの生活を支えてくれています。