モノづくり企業応援企画 Vol.5
【東陽精工さま編】

モノづくり応援企画第5回目は東成区にある
東陽精工株式会社 笠野社長にお話を伺いました!
東陽精工さんと荻田建築事務所のつながりは
「あきんど塾」という若手経営者・後継者の勉強会でした。
そこでの出会いから
「アルミダイカストはアルミを700度ほどの熱で溶かすので工場内が熱い!」
そんなお悩みの相談から屋根に排気壁を
設置させて頂いたことにはじまります。
Before
After

この壁があることで
窓を全開に開けていても雨が降りこまず、熱気が排気され夏場の働く環境を改善することができました!
さて、今回はそのように熱さにも負けずに働く東陽精工さんをご紹介します😊!
【東陽精工さんは何を作っているの?】
では、東陽精工さんは何を作っている工場かというと・・・
自動車のエンジン部品や芝刈り機の部品・消火器・ボンベのフタ!etc…
ブレーキアシストのセンサーの部品ほか多種多様な場面で
私たちの安全のためにとても重要な役割を担っています。
作り方は上の写真のようなアルミニウムの塊を
窯で溶かし、トロトロの状態にし、
アルミの型に流し込むことで成形しています。
⇩⇩実際に機械が動くとこんな感じ😲⇩⇩
【東陽精工さんのココが推しポイント!📌】
アルミには純アルミ(一次合金)・リサイクル(二次合金)の2種類があり、
アルミダイカスト(アルミを溶かして固める鋳造)には
二次合金が使われています。
これはアルミ缶や廃車部品のリサイクルなので環境に貢献!
その中でも東陽精工さんが得意とするのがADC12・ADC5。
これはアルミと他の素材の配合の仕方により、
よりよい特性を持たせたものになります。
ADC12とは・・・流動性が良いため、
型に流して成形するダイカストにはもってこい!
また、切削性が良いのでネジを開けるときなど
キリコがサクサク飛ぶので加工しやすい!
ADC5とは・・・マグネシウムが多く配合されているので水に強い!
雨ざらしにされがちな自転車や医療品などに使用されます。
いろんな業界で幅広くお仕事をされている東陽精工さんなので
どっちがいいのか困ったときは相談🤔!
そして東陽精工さんは24時間稼働しているので納期対応が素早く、
最新設備の導入で省エネ・効率化も図っています!
【若手が活躍!雇用について】
東陽精工さんでは20代の若い方が半数を占め、
活躍されています!
そして給料もやりがいも疎かにしない!ということを
笠野社長は大事にしています。
モチベーションを高めるためには「分かることをやる」
仕事を始めるときの導入部分の教育をしっかりすることが
プロへの近道なんですね💭!
また、ベトナム実習生を2018年から受け入れられ、現在は9名の方が在籍され
日本語勉強会を週に1度開催し、文化交流も大切にしています。
今後のビジョン
笠野社長のお祖父様が創業されてから3代目、
請け負う仕事の幅をどんどん増やしていらっしゃいます!
社長さんとお話をしていても興味の対象が広く、
私も逆インタビューをされるほど!笑
現在も海外へ製品を納めるなどしており、
今後とも精力的に活躍されます😊

東陽精工株式会社
〒537-0001 大阪府大阪市東成区深江北3丁目12番29号
TEL:06-6981-2212 FAX:06-6976-5259
https://www.dctoyo.com/contact/ (お問い合わせフォーム)
営業時間/8:00-17:00 休日/土・日(その他 当社カレンダーによる)