モノづくり企業応援企画 Vol.2
【今井信二鉄工所さま編】
第2回目となる今回は今井信二鉄工所 今井社長に
インタビューさせていただきました📝!
どんなモノを作っているの・・・?
働いている職人さんってどんな方・・・?
このお仕事の魅力って・・・?
今回も社長さんにたくさんお話を聞いてきたので
ご紹介させていただきます📖
今井信二鉄工所さんでは台風被害を受けた事務所の施工をさせていただきました。
BEFORE

AFTER

以前の事務所では社宅として住んでいた方が居たらしく・・
台風被害に遭う前日にお引っ越ししたらしいです。
めっちゃぎりぎりセーフですね💦
そんな事務所もこんなに綺麗に✨
安心して過ごせますね!
今は引っ越し作業を進めているそうなのでまたお邪魔させてもらいたいな😏
さて、今井信二鉄工所さん
鉄工所というとやっぱり鉄を使うよね・・?
【今井信二鉄工所って何をしているの?】
簡単に言うと、主に3つ。
①ベアリングの回転運動を助ける部品
転子(コロ)をつくる機械を製作!!

車や掃除機などありとあらゆる機械に使用されています。
②ネジを作るための機械を製作!
③古い機械をオーバーホール。きれいに甦らせます。
オーバーホールとは機械を分解、清掃して新品同様のように再び組み立てること!
実は今井さん、大正3年創業。30~40年前の機械もネジメーカーさんの元で現役で働いています。
古いけどいい機械がたくさん。
そういった機械を新品同様に甦らせてくれます✨
でも私たち消費者とあまり接点がない気がする・・・💭
だがしかし・・・!!
身の回りにネジを使っているモノって沢山ありますよね、
ネジメーカーさんの機械を作っているので
「そのネジを作る機械を作ったの今井信二鉄工所さんかもしれない。」
って思うとネジ探しちゃいますね笑
ところでネジってどんな機械で作ってるんやろ・・・💭

結構大きい!!
小さい機械で2トン~大きいものは80トンまで作っているそう!
もうわけ分かんないですね笑
ここで少しネジの作り方をご紹介

トラックに金属がぐるぐる巻きになった
大きなコイルみたいなものが運ばれているの、
みたことありますか?
それ、ネジになります!

まず最初にこの部分でコイル状の金属をまっすぐにします。
⇩
次にまっすぐになった金属を等分。
⇩
頭部に圧力をかけてキノコ状に🍄。
⇩
そして再び頭部に圧力をかけてネジの形に。
一回で圧力をかけてしまうと力が強すぎてつぶれちゃうので
二段階に分けて形成します!
(ここまでこの写真の機械が作ってくれます。)
⇩
頭部を六角形にカット。
⇩
ねじ部を作ります。
ここがすごい!今井信二鉄工所!
最近の機械はプログラミング・自動化されたものが多い・・・
確かに便利だけれど、自動化されていると不具合があったとき、すぐに機械を止めたりできず時間がかかる・・・
今井さんのところでは機械自体を人の手で作っています。
だから何か不具合があったときにすぐに調節・対応できる!
突発修理が得意なんですね!
そして小さいものから大きいものまでお客様の声に応じて製品を作ります。
さて、このような機械を作っている職人さん、
職場環境についてご紹介いたします!
居心地の良い職場をめざした環境・雇用
こちらでは20歳から78歳までの方が働いています。
78歳・・・!幅広いですね💭
・長期雇用で若い人へ技術継承
今井社長:「おじいちゃんには家にいるよりも体を動かして貰ったほうが健康的。
でも無理のないようにしんどい時は寝てていいよって言うんです笑」
半世紀以上勤めている方もいて、社員一人一人にあった働き方を提案!
そして50年で培った職人さんの技術力を大切にしているんですね💭
・地元高校生の雇用
若い戦力をどんどん受け入れることで長く続く会社に!
社長さんも35歳とお若い・・・
20歳の若い社員さんも意見を出しやすいように、
社長と部下!という関係というよりアニキ!っていうイメージを目指しているそう。
ご自身も若く30歳で社長になられたこともあり、
社員さんたちとのコミュニケーションを大事にしているんですね!
そしてやったらやった分社員に還元!
福利厚生がきちんとしていないと働く気も・・・
しっかり考慮して社員さんたちを大切にしております!
今後のビジョン
創業大正3年、設立昭和34年と長く続く今井信二鉄工所さん。
豊富な経験を活かし、伝承し、
今後も長く未来に続くよう努めています。
小さいモノから大きいモノまで
私たちの今いるこの建物にもネジはたくさん使われています!
これからも縁の下の力持ちとなって私たちの生活を支えてくれます。

株式会社 今井信二鉄工所
〒537-0001 大阪市東成区深江北3-7-30
TEL:06-6971-5334
FAX:06-6971-5335